退出ゲーム

2009年9月1日 小説
初野晴
単行本
角川グループパブリッシング
発売:2008/10/30
1,575円









幼馴染であり、とあることのライバルでもあるチカとハルタ。
弱小吹奏楽部を舞台に、日常の謎を解決していく青春ミステリ。
ちなみにチカの方がワトソン役。
チカがどうして?を連発するように、風変わりな先輩や同級生となぜか縁があり、
そこから4つのお話が展開していきます。
割りと軽いタッチでの話の展開ではあるんですが、実のところそれぞれの物語は、
根は深刻なものもあり、それでも救いのある終わり方であるため、
最後まで読んでよかったな、と思えるものばかり。
1話終わるごとに、仲間が増えていくのも楽しいかな。
それは、きっとチカとハルタの人柄ゆえでしょう。

1年は終わりという終わり方だったけど、
2年生の続きはいつかあるのかな。
もう少し人数が増えて、チカの腕も上達したところを読んでみたいものです。

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