幸せな嘘

2008年4月27日 小説
幸せな嘘
ISBN:978-4093861847
単行本
きむら ゆういち
小学館
2007/03
1,470





絵本、「あらしのよるに」で有名な方の小説。
いろいろマルチに活躍されてるようです。

良くも悪くも「ドラマ」な展開。
読みやすかったというのもあるけれど、
この本を何日かかけて読むのもなんだかなあと思ったので、
結局1日で読みきってしまいました。
普段から読書をよくする人には、物足りないと思う。
ていうか、尚紀の優柔不断さがちょっとイラってしたから。

人気脚本家のプレッシャーから逃げ出して、偽名を使って
知らない街で働き出した尚紀は、そこで出会ったラーメン屋の娘
琴美と出会い、人懐こい街の人たちにも癒されていき、
また脚本を書き始める。
そしてその脚本をテレビ関係者に匿名で送ったところ、
ドラマ化されてしまい、今までの嘘をどうやって琴美たちに
話そうかぐだぐだ悩んでいるうちに、最悪な形で知られてしまい、
すれ違い、もうだめかも・・・という。
結局ハッピーエンドなんだけどね。

だけど、お互いのライバル役の峰とかアオマヤとか
中途半端じゃないかな〜??
本物のドラマとしてやるんだったらまあ、本として読む分には、
そんなに・・・とやっぱり思わずにはいられないです。

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