単行本
乙一
集英社
2007/11
1，575
久しぶりの乙一さんの本。
ジョジョの奇妙な冒険というマンガの、ノベライズらしくて、
このマンガをまったく読んでない私にとっては、
う〜ん、どうしよう、、読んで面白いのかな〜としばらく躊躇してたけれど、
結局読むことにしたわけです。
キャラクターや設定などは、マンガに出てくる人もいるけれど、
お話自体は乙一さんオリジナルらしいので。
それで読んでみて。
乙一さんらしい淡々としつつも、すんなり世界観がわかりやすい文章で、
場面がよく変わりつつあるけれど、入っていきやすかった。
先入観なしで読んでみた結果、スタンドって何よ？とか
結局読んでる途中で、マンガの大筋をPCとか使って調べてしまって、
やっぱりマンガからのファンの方が、馴染みやすい内容なのかもなと
思ったけれど、またそれはそれでマンガとの世界観とかの違いが・・・と
思ってしまう人もいるのかもしれないので、分からないですね。
正直ジョジョの絵は、、あまり好きな画風ではないので、
自分から読もうとは今まで思わなかったけれど、設定とかそいうのは
面白いかもなぁと今回の乙一さんのおかげで思いました。
そして、このノベライズも段々すべてが繋がってきて、最後も
悲しいというか、、あまりいい終わり方ではなかったけど、
久しぶりに乙一さんの本が読めてよかったので、全体的には満足。
今度は、オリジナルが読みたいけれどねー。
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