ISBN:4062528789
単行本
木村 裕一
あべ 弘士
講談社
2005/11/02
¥1,050



「あらしのよるに」シリーズ最新作。
私が「あらしのよるに」に出会ったのはもう3年も前。
週4日ほど通ってた場所が場所だったため、
この本の存在をよーく聞くようになり、気になって読んでみたのが始め。

1番最初の「あらしのよるに」では2匹がお互いの正体を知らず仲良くなっていくのが、
とてもユーモラスで。
これ1冊だけでも、とても印象に残る絵本。
そのあとシリーズになっていることを知り、ちょうど前回のお話のところまでである
「ふぶきのあした」までを短期間で読みました。
最初はほんわかとした2人のやり取りが、だんだんとそれぞれの仲間を引き込んで、
大問題に発展していったところ、まるでロミオとジュリエットのように。
そして、「ふぶきのあした」の内容。
あの頃はいろいろ絵本は読んでいたけれど、結構衝撃的だったね。
こういう終わり方もあるのか、といろいろ考えました。
その後、総集編のような「しろいやみのはてで」が出たときも読んでみたし。

今回の1冊はその続編です。
読んでみてその後が分かってよかったという部分と、
あのまま終わりでもよかったという部分と、半分ずつくらいというのが
読み終わったあとの感想です。

友達にしろ他の大事な人にしろ、離れてしまったり遠くへ行ってしまった人は
誰にでも少しくらいはあることでしょう。
本にも書いてあったけれど、「あらしのよるに」を読んでいると、
そういう人のことをそっと思い返して浸ってしまうこともあるかもね。

もうすぐアニメ映画も公開です。

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