ISBN:4774606367
単行本
あさのあつこ
教育画劇
2005/01/07
¥1,680




バッテリー完結。
この本ほど、投げるとか打つとかだけにこだわった野球の話も
ないんじゃないでしょうか。
最後までそうだった。
掴みどころが、分からなくなりそうなときもあったけれど。

試合の結果がどうだとか、高校野球なら甲子園で全国制覇だとか、
そういうことを目的としているのが普通。
少なくとも、私が今まで読んできた野球の物語は。
まぁほとんどがマンガなんですが・・・。

巧は投げるということにこだわり、豪は受けるということにこだわる。
そして門脇は、そのボールを打つということだけにこだわる。
周りの人間はそのためも含め、自分たちだけのための野球をやる。

正直、きざしみたいなものが見えてはいたけれど、
巧の気持ちが本当に変化したのかどうか、よくわからない。
でも、海音寺が豪をバッターボックスに立たせたのは、
1番の効果があったんじゃないかな。

しかし・・・なんともいえない場面での「完」の文字。
あとは想像にお任せしますってことなんだろうなぁ。
その場面もだし、1年後とか3年後とか、青波のこととか
しばらくは考えてしまいそうです。

コメント

nophoto
Joki
2014年6月25日21:41

I’m impressed! You’ve managed the almost imesosiblp.

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