能町みね子
単行本(ソフトカバー)
東京書籍
発売:2010/07/10
1,260円








久しぶりの能町みね子さんの本。
なかなか古めかしい、でも雰囲気よくてちょっとうらやましいような、
でもやっぱり不便かな・・・と思える住処での暮らしをつづったエッセイ。
これが「オカマだけどOLやってます」をブログに連載されてた頃と
同じ時期のものということもあり、ああいうブログを書く一方で、
こんな日常でもあったんだなあ・・・なんて、リアルタイムでブログを読んでたので、
じみじみと考えてしまったのでした。
あまりテンションが高くなくて、病気とか、例の手術のこととかもあったり、
それ以外でもちょっと寂しい出来事とかも起こっているのだけど、
みね子さんなりに消化したり、思いをつづっていたりするのが、
重い気持ちになることもなく、そういうときもあるよね、
私もだめなときなんていっぱいあるし、と思わせてくれる1冊でした。
あと、家主の加寿子さんがとても理想的なおばあちゃんで、うらやましかった。
まだこのおうちに住まれているのかわからないけど、
こういうところは無くなって欲しくないなと思いました。

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