メグル

2011年2月20日 小説
乾ルカ
単行本
東京創元社
発売:2010/02/24
1,680円









北海道のとある大学の学生たちが、一部を除き、特に望んだわけでもないバイトを
大学事務局の謎な女性職員に紹介されてしてみると・・・な話。
ミステリーとはちょっと違うし、ホラー要素の方が強いかもだけど、これも違う?
そんな感じの1冊でした。

望んでないバイトを学生にやらせるっていうのは、だめやろ!って思うけど、
そこは不思議なことにという設定で、断れない。
例外があって、まったく薦められてないのに、無理やり引き受けるというのもあったけど。

1話ごとに主人公は違うので、怖いけどよい終わり方だったり、
全然怖くなくてむしろいい話だったり、現実的に怖かったり、
ホラーというよりファンタジーだったり、よく分からないけど不思議・・・だったりと、
つかみどころのない1冊かも。
でも、そんな中でも女性職員の輪郭がなんとなく分かったような、そうでもないような。

現実的にはありえないお話だと思うけれど、舞台になっている大学は
ものすごく分かりやすいので、そこの人が読んだらどうなのかなと思います。
初めて読んだ方の本だったけど、わりと面白かったとは思うので、
他の本も読んでみたいかな。

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