単行本
講談社
発売:2010/12/11
1,470円
ずっと前に1冊読んだことがあるはずな2冊目。
でも前は確かミステリーに入るのかな。
こちらは完全恋愛小説です。
正直もうちょっと深いのを期待してた部分はあるので、
さらっと読み終わってしまって物足りなさはありますが、爽やか系だったし、
主人公が高校生で、初めて付き合ってどうのこうのというのなので、
そのくらいの歳の人が読んでもいいかもって思います。
主人公が孤立してるとかで、なんとなく君に届け的なのを期待してた分はある。
でも全然違ったなあ・・・当たり前だけど。
危機みたいなのも出たけど、たいしたことも起きず・・・でした。
もうちょっと現実の方がドロドロしてるとか、いろいろあると思うよ。
そして、まだまだ問題は山積み状態であると思うんだけど、まいっか的な
あんなに悩んでたのに、結構楽観的なんだなあ・・・と思わずにいられないような終わり方。
でもこんなことで悩まなくてもいいのに！と、この歳になると思ってしまうことでも、
高校生くらいなら考えるか～って、昔を思い返してみたりもしました。
うらやましいような、きゅうくつなような。
もうちょっと頑張って欲しい1冊でした。
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