湊かなえ
単行本
東京創元社
発売:2009/06/11
1,470円









1月ほったらかしにしてしまったけど、唯一の更新です。
前作「告白」を読んで、しばらくは、もういいです・・・な気分にさせてくれた湊さんを
久しぶりに読んでみました。
章ごとに、語り手が変わるのは、前作と同じだっけ?

4人の女の子たちは、それぞれ罪の意識を抱えて育ち、
その結果なのか、世間を騒がす事件のようなことを起こしてしまう。
そして最後に語るのは亡くなってしまった少女の母親。
もう・・・この人が・・・嫌。
周りの人も、こんな人まともに相手にするなよ~って思ってしまう。
4人の女の子の証言とか、この母親とかから、真犯人が明らかになるんだけど、
これがまた後味悪いし・・・。
普通なら友達である女の子達より、母親に同情すべきなんだろうけど、
ほとんどそういう気にならないで終わりました。

今度は語り口調じゃなくて、もうちょっとすっきりな内容を読んでみたいかも。
読みやすさと、先が気になるのはとってもいいと思います。

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