加納朋子
単行本(ソフトカバー)
集英社
発売:2010/06/25
1,470円
加納さんの新刊。
PTA小説とでもいうのかな、子どもが小学校に入学するところから卒業までの
いろいろな学校関係の行事やなんやらに、振り回され始めるところからはじまります。
主人公は出版社に勤めていて、仕事も出来て、なんでもはっきりと口に出すし、
行動も起す、いわゆる男性的な行動をとる人。
私もときどきいろいろ言ってしまう方だけど、ここまでは無理ってくらい。
なんだかとある人をついつい想像してしまった。
でもその人は、もっとうまくやりそうな気がするけど。
そんな感じなので、周りのお母さんやご近所さんに反感を買うようなことが・・・。
かなり周りともめたり、いろんなPTAなんかの役のこととか出てくるので、
親になるって、子育てってこんなに大変なのか・・・と、
未経験の私が読むとどんどん怯んでいきそうになりました。
でも、すべてが悪い方向へ向かっているわけではなくて、
主人公の一生懸命さと行動力とが、解決方法へと向かわせてくれるところなど痛快です。
こんな生活も悪くなさそう!って。
きっとお母さんをしている人たちが読んだら、もっと共感できると思うし、
これからお母さんになるような人が読むのも、いいんだと思う。
そしていとこの日向さんのエピソードのところは、泣けます。
そういえば、伏線らしきことはあったなあってあとで、気がつきました。
タイトルは七人の敵がいるだけど、この七人て実は敵ではなくて味方なんだよね。
敵だと思っていたのが、実は戦友だっただけで。
というか、最後のページのとおりだったわけです。
最近のPTAとか学童とか、事情って全然知らないんだけど、
働くお母さんも、家にいるお母さんにも、よい方向へは進んで欲しいと思える1冊。
単行本(ソフトカバー)
集英社
発売:2010/06/25
1,470円
加納さんの新刊。
PTA小説とでもいうのかな、子どもが小学校に入学するところから卒業までの
いろいろな学校関係の行事やなんやらに、振り回され始めるところからはじまります。
主人公は出版社に勤めていて、仕事も出来て、なんでもはっきりと口に出すし、
行動も起す、いわゆる男性的な行動をとる人。
私もときどきいろいろ言ってしまう方だけど、ここまでは無理ってくらい。
なんだかとある人をついつい想像してしまった。
でもその人は、もっとうまくやりそうな気がするけど。
そんな感じなので、周りのお母さんやご近所さんに反感を買うようなことが・・・。
かなり周りともめたり、いろんなPTAなんかの役のこととか出てくるので、
親になるって、子育てってこんなに大変なのか・・・と、
未経験の私が読むとどんどん怯んでいきそうになりました。
でも、すべてが悪い方向へ向かっているわけではなくて、
主人公の一生懸命さと行動力とが、解決方法へと向かわせてくれるところなど痛快です。
こんな生活も悪くなさそう!って。
きっとお母さんをしている人たちが読んだら、もっと共感できると思うし、
これからお母さんになるような人が読むのも、いいんだと思う。
そしていとこの日向さんのエピソードのところは、泣けます。
そういえば、伏線らしきことはあったなあってあとで、気がつきました。
タイトルは七人の敵がいるだけど、この七人て実は敵ではなくて味方なんだよね。
敵だと思っていたのが、実は戦友だっただけで。
というか、最後のページのとおりだったわけです。
最近のPTAとか学童とか、事情って全然知らないんだけど、
働くお母さんも、家にいるお母さんにも、よい方向へは進んで欲しいと思える1冊。
コメント