辻村深月
新書
講談社
発売:2010/09/07
945円









単行本を読んだので、未収録だった2作のみ。

「トーキョー語り」
こういう女の子同士のいろいろってあるよなあ・・・と、思い出した。
これは多分大人になった今でもある。
あらかさまじゃなくなったり、大人げがあるようになった分余計わかりにくく。
平気そうな顔をすることって、他人から見たら本当に平気そうに見えるけど、
いざ自分が平気な顔の下で、全然平気じゃないことを私は知っている。
そんな気持ちをうまく表現されているお話だったと思います。
はじめは全然だれがどこと繋がってるのかわからなかったけど、
最後のほうで、あのこかな、というのは分かりました。
印象違うから、ちょっとびっくり。
でも成長したってことなんだろうね。


「街灯」
私には出来ないなあ・・・、きっと直接会ってしまう。
それで言いたいことを言ってしまう。
でもそれをしない2人。
短かったけど、2人の内に秘めた強さとか決心を知ることが出来たお話でした。

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