益田ミリ
単行本
幻冬舎
発売:2010/08
1,260円









すーちゃんシリーズ3冊目。
3冊目まで出るとは思ってなかったけど、今回のはいろいろ考えさせられました。
タイトルに入っているように、どうしても嫌いな人というのがテーマの1冊。

読み進めていくうちに、これは嫌って当然やろ!って思う人のことなんだけど、
それでも、身近な人であって、周りとうまくやっていくために、
やんわりと接しているけれど、やっぱり嫌い・・・と悩んでいるすーちゃんと、
新しく登場したいとこのあかねちゃんの、彼氏や同僚に対してイライラしてしまうところ、
どちらもすごく共感してしまいます。
あかねちゃんの彼氏の性格だと、私も、この先のことを考えるかもしれない。
でもいろいろ踏み切れないのも分かるよ。
ついていかないで保留にしたことには、拍手を送りたい。
同僚(先輩)みたいな人については、嫌だよねー、でもきっと見てくれてる人はいるはず!


すーちゃんはすごく理不尽な扱いを受けているのに、あまり怒りを外に出さず、
うまく受け流していて、すごくストレスたまりそうで大変だなあと思いつつ、
私もこうやってうまくやらないとダメだよなあと思いました。
ついついいろんな気持ちを顔に出してしまうのを、反省しなくては・・・。
あと、自分が嫌いな人と他の人が仲良くしていたら、その人も嫌いになりそうなところ、
すごくわかります・・・。

タイトルのように、最後にはすーちゃんはある決心をして行動に移すけど、
それに関してはとっても賛成です。
私も同じことを多分していると思うし、それくらいのことをしないと潰れてしまうよ。
・・・それにしても、すーちゃんの嫌いな人というのは、本当に嫌な人でした。

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