はじめまして、本棚荘(MF文庫ダヴィンチ)
2010年9月2日 小説 コメント (1)
紺野キリフキ
文庫
メディアファクトリー
発売:2010/02/23
580円
毎回独特の世界を広げてくれる紺野さんの新刊。
かつては本で家賃を払っていたという本棚荘へ、姉の部屋の留守番をするために
田舎から出てきた妹と、大家さんやその他のへんてこな住人達の物語。
なかなか家賃を払わない猫使い、寝てばかりで大学を卒業できない女性、
捨てられたサラリーマン、そして主人公は姉の代わりにとげ抜きをしつつ花屋でバイト。
みんな個性的すぎるのに、なぜかしっくりくる人たちばかり。
私には1番捨てられたサラリーマンがとくにツボでした。
とげぬきについては深く語られていないので、想像するしかないけれど、
きっと妹の言うとげというのは、私にもありそうやなーと思ったり。
そして多くの人が持っていそうでもあると思ったり。
まだまだどうなるかはっきりしていない部分もありそうなので、
もっと本棚荘の中を見ていたいような、そんな気分になる1冊でした。
文庫
メディアファクトリー
発売:2010/02/23
580円
毎回独特の世界を広げてくれる紺野さんの新刊。
かつては本で家賃を払っていたという本棚荘へ、姉の部屋の留守番をするために
田舎から出てきた妹と、大家さんやその他のへんてこな住人達の物語。
なかなか家賃を払わない猫使い、寝てばかりで大学を卒業できない女性、
捨てられたサラリーマン、そして主人公は姉の代わりにとげ抜きをしつつ花屋でバイト。
みんな個性的すぎるのに、なぜかしっくりくる人たちばかり。
私には1番捨てられたサラリーマンがとくにツボでした。
とげぬきについては深く語られていないので、想像するしかないけれど、
きっと妹の言うとげというのは、私にもありそうやなーと思ったり。
そして多くの人が持っていそうでもあると思ったり。
まだまだどうなるかはっきりしていない部分もありそうなので、
もっと本棚荘の中を見ていたいような、そんな気分になる1冊でした。
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