三浦しをん
単行本
文藝春秋
発売:2009/10
1,575円









久々に読めた、しをんさんの新刊。
それにしても、続編(スピンオフ)を出すって意外に
初めてのことなんじゃないでしょうか。

前作はちょうど直木賞をとられた、その時期に読んだのでかなり前・・・。
うっすらと登場人物たちを思い出しつつなんだけど、
これってどういう設定だったけな?と思うことが何度も。
う~ん、これは読み返しをしてからこちらに手をつけたほうが、
より楽しめたかもなあと思ってしまった。

それでも、多田・行天だけでなくて、違う登場人物視点からのお話もある
連作短編集という形であり、1つ1つが楽しめました。
便利屋ってその名のとおり便利であるんだけど、
それ以上の存在である2人、そして何だかんだといいつつ、お互いを思いやったり、
別の人たちにもちゃんと伝わっているところとか、やっぱりいいなと思いつつ。

なんだかこの先も続きそうな予感すらあるんだけど、
ということは、しをんさんは相当このシリーズを気に入っているということなのかな?
もしそうだったら、嬉しいんだけど。

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