さまよう刃

2009年6月7日 小説
文庫
角川グループパブリッシング
発売:2008/05/24
740円










かなり、読むのが辛い内容でした。
結構重くて、うーん、、、こういう事件は本当にあるんだろうな、と思うと、
何が正義で、何が悪で、だれがそれを裁けるんだろう、
それで本当にいいのかな、でも結局自分自身に本当に降りかかったものじゃなかったら、
真剣に考えることを避けてしまうんだろうな・・・ということが、想像できるのがなんとも。

1つ言えるのは、こないだ読んだ東野圭吾よりは、断然読み応えがあったってことです。
いつもいつもこう重いと辛いけど、読み応えだけならこういうのが大歓迎です。
辛いだけじゃなくて、あるびっくりがラストにあったこともあるんだけどね。

うーんでも、救われないなあ。
本当は普通に生活してて、幸せを感じてた人たちが辛い思いばかりして、
亡くなって行ってしまって。
本当に悪意をもっている人たちが、軽い罪になってしまって。
法律ってなんだろうね?

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