吉野北高校図書委員会

山本渚
文庫
メディアファクトリー
発売:2008/08/21
520円









青春ど真ん中！！な1冊でした。
とにかく思ったのは、図書委員・・・いいな～、私もやりた～いってことですね笑
実際、小学生で3回、中学生で2回図書委員をしてたし、
まあ今もあまり代わり映えのしないことをしてるんだけど、
高校では図書委員はなかったので、できなくて残念だったんを思い出した。
あったら絶対してたのに。
やっぱり図書委員て私の中では特別だなあって、改めて思いました。

とても気の合う同級生の大地と後輩のあゆみが付き合い始めた。
かずらは、2人とも大好きなのにとまどい、これは大地への恋なのか、でも違う・・・と1人悩む。
そんな様子に気がついたのは、同級生の藤枝。
その他、包容力満載な委員長ワンちゃん、個性的な西川くんなど登場します。

私はやっぱりかずらは、大地のことが好きなんじゃないかなあって思うんだけど、
そうでもない、ぴったりとした合う2人というのは、やっぱりいるのかなあ。
あゆみが嫌な子だったら、お決まりな感じになりそうだけど、
「あおぞら」を読んでいると、特にあゆみっていい子で、かずらや大地が好きなわけが
よく分かるし・・・悩むね、悩んでいいと思うよ、高校生たち！

そして、ちゃんと図書委員の仕事のことも描かれているから、
ますます私は、この本にはまってしまったのでした。

どうやら続編も出るらしいと最近知ったので、ぜひ読んでみようと思います。