森見登美彦
単行本
太田出版
発売:2004/12
1,764円









リニューアルあけ1冊目。
森見さんの本は、やっぱり独特でして、入り込むまでに時間がかかってしまったけど、
はまりだすと、なんとも暖かな気分で読み進んで終わりまで行ってくれるので、
ときどき読みたくなりつつある作家さんです。

この本も結構変わっていて、大学入学時に4つのサークルからどれを選ぶかで、
主人公の運命が決まってしまうところ、しかし実のところ結局どれでも一緒やん!なところ、
人生って案外こんなもんかもなと思わせてくれる1冊でした。
1話目、2話目、3話目と読み進めていくうちに同じようなシーンが出てきて、
ちょっと飽きそう?なところもあったけれど、ちゃんと訳が最後までわかるところとか
つじつまが合うところとか、すごかったです。
しかし、明石さんの大嫌いなものが私も大嫌いなので、そこだけは読んでても結構苦痛。
裏表紙も結構苦痛・・・、同情するよ明石さん。

コメント

mono
2008年9月15日22:33

こんばんは、
以前に文庫の方で読んだので知らなかったのですが
単行本には表紙のもちぐまとは対照的に
裏表紙にあんなにリアルな奴らの絵があるのですね…。
あんな極彩色なら遠くから見たらきれいなのかもとか思ってしまいました。
だからと言って巻き込まれるのは断固として嫌ですけど。

しゃむ
2008年9月16日0:50

こんばんは。
そうなんです、裏表紙には奴がいるんです。
最初私も気がつかなかったんですが、もちぐまだけでいいよ・・・って思いました。
色がどうだろうとだめなものはだめなので、囲まれることがあれば、
明石さんばりの悲鳴を上げるか、もしくは無言で倒れそうな気がします(-_-;)

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