ISBN:978-4840120722
ハードカバー
新海 誠
メディアファクトリー
2007/11/14
¥1,365





アニメーションを原作とした、小説版だそうです。
まだアニメの方は観てないんだけど、なんとなくよさそうな感じがあって、
小説から先に入ってみました。

1人の少年(男性)を軸として、忘れられない想いとか
生きていく方向とか、かなり淡々としているけれど、
すごくいいなと思わせてくれる1冊でした。

まだ小さくてお互いの想いが通じていても、どうすることも出来ない1話。
方向性がはっきりと決められなくて、まっすぐ自分を見てくれる
女の子をやんわりと拒否してしまう2話。
それなりに幸せに過ごせていそうで、うまくいかないと感じてしまう3話。
そしてそれぞれの時代に主人公の貴樹に関わってくる女性達。
2話については、その同級生の女の子の方が主人公なんだろうけれどね。

でもでも、この本からすると、やっぱり男性より女性の方が
強いのかもな〜と思ってしまう。
きれいな終わり方で、きちんと前向きだったと思うけれど、
気持ちの切り替え方なんかは。
しかし、あんな感じの初恋にはあこがれます。
でもずーっと心にそんな感じのものが残ってしまうというのも
大変なのかもしれないね。
きちんと切り替えられるならいいのかもしれないけど。

今度は、映像の方も観てみたいと思います。

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