あなたの呼吸が止まるまで
2008年7月16日 小説 コメント (1)
ISBN:978-4103020325
単行本
島本 理生
新潮社
2007/08
¥1,575
う〜ん、、何とも後味の悪い、少なくとも良くはない1冊。
オビに書いてある内容紹介を読んでいたから、
そういう話かもな、とは思っていたけれど、やっぱり読んでみるとね。
12歳の朔は、舞踏家の父と2人暮らし。
学校では大人しくて、鹿山さんというしっかりとした友達や
田島くんというやさしい友達もいる。
この小学生達は、小学生ってこんなだったっけ?というくらい、
大人というか落ち着いていて、それが周りの大人のせいなのか
島本さんの目を通してみると、小学生というのはこういうものなのか。
そして、朔のとった復讐方法。
ああいうことをする相手に、12歳という立場で立ち向かうには、
これ以上のことは出来なかったんだろう。
けれど、それでどうこう思うような人であったなら、
痛いとはきっと感じない人だろうな・・・。
今はともかく、朔もいずれそれを理解してしまうんじゃないかと思えて。
なんて考えていたなら、どうして島本さんはこの本を書いたのかな?
と、考えてしまい・・・こういうテーマの本もきっと世の中には
もっとたくさんあるんだろうけど。
ただ、とても憂鬱になるし、12歳じゃなくても怖いと感じるものだから。
うーん、とにかく下がる本だったなあと。
単行本
島本 理生
新潮社
2007/08
¥1,575
う〜ん、、何とも後味の悪い、少なくとも良くはない1冊。
オビに書いてある内容紹介を読んでいたから、
そういう話かもな、とは思っていたけれど、やっぱり読んでみるとね。
12歳の朔は、舞踏家の父と2人暮らし。
学校では大人しくて、鹿山さんというしっかりとした友達や
田島くんというやさしい友達もいる。
この小学生達は、小学生ってこんなだったっけ?というくらい、
大人というか落ち着いていて、それが周りの大人のせいなのか
島本さんの目を通してみると、小学生というのはこういうものなのか。
そして、朔のとった復讐方法。
ああいうことをする相手に、12歳という立場で立ち向かうには、
これ以上のことは出来なかったんだろう。
けれど、それでどうこう思うような人であったなら、
痛いとはきっと感じない人だろうな・・・。
今はともかく、朔もいずれそれを理解してしまうんじゃないかと思えて。
なんて考えていたなら、どうして島本さんはこの本を書いたのかな?
と、考えてしまい・・・こういうテーマの本もきっと世の中には
もっとたくさんあるんだろうけど。
ただ、とても憂鬱になるし、12歳じゃなくても怖いと感じるものだから。
うーん、とにかく下がる本だったなあと。
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