ISBN:978-4093862097
単行本
西 加奈子
小学館
2008/3/27
¥1,260
「こうふくみどりの」の姉妹編。
2007年の生きる夫婦と、2039年を生きるプロレスラーの物語。
つながりがまったくないようで、遠いところで繋がっている2つの物語。
そして、こうふくみどりのへも、もちろん繋がっている。
2007年を生きる夫婦の生活はとても平凡であったはずなのに、
妻に子どもが出来てしまったことによって、一変する。
それは夫の子どもではなかったから。
今まで人の目を気にして、人によく思われたいことを1番に考えて、
周りの人間を小ばかにしてきた夫にとっては、青天の霹靂だった。
しかもその後明らかになる、子どもの父親って言うのがまた・・・。
小ばかにしていた会社の同期と行ったジム兼飲み屋での、
非日常的な空間は、彼に何を思わせたのだろう。
ここから、繋がっていったのだろうなと、読み終わってから気がつく。
2039年を生きるプロレスラーは、猪木と変わらないくらい
闘志に燃えるレスラーであり、そこである新人との試合に望むことになる。
この2人というのが・・・。
プロレスというもの自体には、魅力を感じることはないので、
あまり理解できてない部分も多かったと思うんだけど、
読み終わったら、ああやっぱり繋がっているんだね、どこかでみんな。
そういう嬉しさ、感じることができましたよ、西さん。
単行本
西 加奈子
小学館
2008/3/27
¥1,260
「こうふくみどりの」の姉妹編。
2007年の生きる夫婦と、2039年を生きるプロレスラーの物語。
つながりがまったくないようで、遠いところで繋がっている2つの物語。
そして、こうふくみどりのへも、もちろん繋がっている。
2007年を生きる夫婦の生活はとても平凡であったはずなのに、
妻に子どもが出来てしまったことによって、一変する。
それは夫の子どもではなかったから。
今まで人の目を気にして、人によく思われたいことを1番に考えて、
周りの人間を小ばかにしてきた夫にとっては、青天の霹靂だった。
しかもその後明らかになる、子どもの父親って言うのがまた・・・。
小ばかにしていた会社の同期と行ったジム兼飲み屋での、
非日常的な空間は、彼に何を思わせたのだろう。
ここから、繋がっていったのだろうなと、読み終わってから気がつく。
2039年を生きるプロレスラーは、猪木と変わらないくらい
闘志に燃えるレスラーであり、そこである新人との試合に望むことになる。
この2人というのが・・・。
プロレスというもの自体には、魅力を感じることはないので、
あまり理解できてない部分も多かったと思うんだけど、
読み終わったら、ああやっぱり繋がっているんだね、どこかでみんな。
そういう嬉しさ、感じることができましたよ、西さん。
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