真相 

2008年5月6日 小説
ISBN:978-4575511000
文庫
横山 秀夫
双葉社
2006/10
¥630





文庫であったので、久しぶりの横山さん。
短編集です。
どれもこれも、一旦解決したり隠蔽できたかに思えた事件だったり
出来事であってでも、その後思わぬ真相が浮かび上がってくるというもの。
事件の犯人は逮捕されても、そこに隠されている真実は
また違うっていうこと・・・。

1番鬼気迫るなあと思ったのが、「18番ホール」。
過去の事件に対するあせりと、現在進行形の選挙と。
これはかなり怖かった。
「他人の家」についても、抜け出したいものからは、
簡単に抜け出すことはできないって言うこと。

けれど、「真相」「不眠」「花輪の海」は途中は辛いけれど、
最後はまだ救いようがあるだけよかったかな・・・と思う。

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