ISBN:4062140659
単行本(ソフトカバー)
フジモト マサル
講談社
2007/10/26
¥1,300





目が覚めたらそこは、鳥たちばかりの世界。
そこに違和感なく過ごしていた日菜子だけれども、
ある日のサイレンをきっかけに自分はどうしてここにいるのか?
疑問を持つようになり・・・。
給水塔占いとか、ふくろうの本屋さんに並んでる本、
「サイドカーに母」、「猛スピードで犬は」とか、思わずにやりとしてしまう。
もしかしたら、私が思っている以上にあるのかも。

日常をすごしつつ、小さい頃のある思い出が今回の出来事に
繋がっていることを思い出していきます。
少し不思議で、ちょっとせつなくて、二週間の休暇、
こんな休暇なら過ごしてみたいような、怖いから今のままでもいいような。

なんとなく良さそう、くらいの気持ちで読んでみたけれど、
想像以上によかった1冊でした。
フジモトマサルさんの絵が、その世界観にとっても合っていてよいです。
長編マンガは初めてらしいけれど、もっと描いて欲しいな〜。

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