ガールズファイル―27人のはたらく女の子たちの報告書
2008年1月31日 一般
単行本
柴崎 友香
マガジンハウス
2007/11
￥1，365
タイトルの通り、前半は27人の女性たちに対してのインタビューです。
いろいろ個性的な女性達が、仕事のこと、恋のことなどを語ってます。
後日談がついている人もいて、なかなか興味深くていっき読みをしてしまった。
こういう「人」のことを書いてたりすることって（伝記とか）
実は好きらしいということに最近気づきつつあります。
テレビでも情熱大陸とかどこかの職業紹介の番組とか観ちゃうもんね。
あえていうなら、結構華やかだったり分かりやすい職業の人が多くて、
もっと小説のように普通の人たち、どこにでもいそうな人たちの
話が聞きたかったかなーと思う。
まだ続いてるのか分からないけど、続いてるならまた読みたい。
そして後半。
こちらは小説。
なぜこういう組み合わせにしたかっていうと、
ページの都合なんだろうなって思うけれど、小説も読めてある意味ラッキー？
お得意の本当に普通の普通すぎる女性達の物語。
寄り道をテーマに1年通しての物語。
同僚との寄り道、大学からの友達、結婚式の帰りなどなど。
ああ、こういうのってあるなってすごくよく分かる。
土地もよく知ってるところばかりというのも、あるんだけど。
友達の話を聞いているような、登場人物の中にまざってしまっても
全然違和感のないような、そんな後半でした。
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