ISBN:4480814868
単行本
西 加奈子
筑摩書房
2007/10
¥1,365





初エッセイ?単行本。
前から気になっていたのだけど、やっと読めました。
かなり面白いです。
イラン生まれ、エジプト育ち、その後大阪という著者ですが、
しをんさんとはまた違った、コアなエッセイを書く人やなあと。
ちょっとシュールなものが多いけれど、面白いです、笑えます。

でも、友達となるとかなり嫌かもー。
奴を素手づかみしたり、10日も同居できる人の感覚は理解できません!
あれだけ酒癖が悪いのも、勘弁かなぁ。
インナーサークルは、1日体験くらいならいいかも?

ただ、「青い眼が欲しい」だけは違います。
あれだけ自分に影響を受けたものがあるということは、羨ましい。
私も本を読むことも好きだし、読んだ本に影響を受けたり
強ければ強いほど思い返しをすることも多いけれど、
西さんが読んだ青い眼が欲しいほどのものはない。

なので読者としては、またエッセイ本も読みたいなと思う。
小説でもエッセイでも、西さんの使う「いっとう」という言葉、
何だか好きです、あたたかくて。

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