ISBN:4104066060
単行本
北村 薫
新潮社
2007/08
¥1,575





短編集。
かなりの数入っているので、どれも短めな物ばかりです。
そしてどこかで読んだなあというものも少しばかり。

私がいいなと思ったもの。
「万華鏡」
少し不思議だけれど、怖い感じではないです。
「百合子姫・怪奇毒吐き女」
女って・・・二面性あるよねー苦笑
楽しい感じのだから、こういうのも好きだけど。
「ふっくらと」
まさにふっくらとやさしいお話。
「アモンチラードの指輪」
こんな夫婦は素敵だと思う。
「1950年のバックトス」
表題作でもあって、50年以上前の思い出がとても感動的でした。
野球が好きな人なら、特にきっと分かるはず。
「ほたてステーキと鰻」
読み始めて気がついた。
これは、あの作品の続編ではないですか。
まさか続編が作られるとは思っていなかったので、びっくりした。
ある意味1番リアリティーがある作品なんだろうな。

その他にも落語調のもの、怖いものなど
北村ワールドが詰まっている1冊でした。

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