ISBN:4048839756
単行本
山本 文緒
角川書店
2007/06
¥1,470





久しぶりの新刊!!
本当にお帰りなさいです。

病気だというのは、何だか最近本が出ないなーと気になりだした頃に知り、
かなりびっくりしたのを覚えてます。
いわゆる「うつ」というのですね、正式名称は違うんだろうけど。
直木賞や有名な賞をいくつかとって、物書きとして充実していて、
このエッセイのタイトルどおり再婚もしてと、とても恵まれているようでも
人っていつどうなるのか、分からないものなんだなぁと。

この本もそういうわけで再婚生活というよりは、闘病生活の方が
正しいんではないかという内容の日記(エッセイ)です。
とても苦しいけれど、見た目では分からない、時折元気なこともある
そして長くゆっくりと時間をかけて治療しなくてはならない病気。
全然症状は違うんだけど、このエッセイを読んでいる間、少し体調を
壊し気味だった私は、下がり気味の気分にもなりそうでした。
心の病気での入院てこんな感じなんだと言うことも、初めて知ったし。
これが入院なのかあと意外と言うか、重苦しいイメージとは何だか違うし。
意外に仕事をたくさんしてそうな、何で新刊がこんなに途絶えてるのか
よく分からない気分にさせられるし。
(それはこれからは、本が続々出るということを期待して良いのかな)
やさしい、やさしすぎるんでは?なんて思えてしまう出来た旦那さんと
仕事の秘書さんたちに支えられての文緒さんでも、病気になるんだなぁ。
そう思ったら、本当に誰にでも起きうることなんだと実感。

それでも最後の方では、とても元気そうな内容になり、
この先また小説も読めるかもしれないと少し期待してしまった。
いや、本当に自分のペースででよいです、いつまでものんびりと待ってるので。

コメント

和也
2007年8月11日9:03

しゃむさん、はじめまして。
小説大好き人間の和也と言います。

山本文緒の復活、本当にうれしいよね。
また、あの山本文緒ワールドの作品を
書いてくれることを期待してるよ。
ただ、正直言うと、あの小説群は、
自分自身の心を削りながらの作品のようで、ちょっと心配だけど。

しゃむさん、宮部みゆき、乙一、豊島ミホのファンなんだね。
おれも一緒。
本当にいいよね〜

しゃむさん、本当にいっぱいの本を読んでいるね。
恩田陸、村山由佳、乃南アサ、 横山秀夫、石田衣良、重松清、、、、、
おれの好きな作家がいっぱい。

その一方、おれの読んでいない作家もいっぱい(笑)
しゃむさんのレビューを参考にいろいろ読んでみるね。

よろしくね♪

しゃむ
しゃむ
2007年8月16日22:26

はじめまして。和也さん。
好きな作家さんで同じ人がたくさんいるんですね。
まだまだ知っている作家さんは私も少ないと思うけれど、
本を読むのは好きなので、良い作家さんに出会えると嬉しいです。
山本文緒さんも、本当に今回の新刊は嬉しかったです。
次は小説が読めると良いなぁと思っています。

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