ドラことば心に響くドラえもん名言集
2007年5月15日 一般
単行本
小学館
ドラえもんルーム
小学館
2006/09/01
￥1，260
辻村深月さんのエッセイが載ってるらしい、という内容に惹かれて
読んでみたんだけれど、エッセイ以外もとってもよかった。
ドラえもんって、やっぱりすごい漫画だなということを実感。
長らく読んでいないけれど、小さい頃は何度も繰り返し読んだし。
めちゃめちゃ熱烈ファンです！って言えるほどでもなかったけれど、
日本人でドラえもん知らないとか言う人、いないだろうし。
パソコンだって、ドラえもんは確かどれでも一発変換できるはず。
それくらい日本に浸透しているものなんだよね。
辻村さんのエッセイのほか、場面場面での名言が響く。
もしかして子どもの頃読むよりも、ぐっと来る言葉が多いんじゃない？
そう思ってしまうくらい。
そして現在のアニメの声優さんたちのオフレコ話。
正直な話、大山さんを始め先代の声優さんたちの声が
やっぱり恋しくなってしまうんだけれども、
今の声優さんたちが、どういう人でどんなことを考えているか、
声優であることを含めて、良い人たちにバトンタッチしたんだなと
思えるものを読ませてもらいました。
そして辻村さんは、凍りのくじらでドラえもんをモチーフに使うほど
ドラえもんファンを公言している作家さんです。
その想いのありったけを、綴ってくれています。
ドラえもんファンなら、きっと共感するはず。
などなど、読者が取り上げた名言などもあり、
またドラえもんの漫画読みたいなーと思わせてくれる1冊です。
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