文庫
梨木 香歩
新潮社
2001/12
￥620
久しぶりに梨木さんの本を読みました。
「りかさん」の数年後の話。
ようこは、蓉子と表記されていて、大人になっています。
染色の仕事を始めているところへ、祖母が亡くなってしまい
祖母の家を譲り受け、3人の同世代の女性と住み始めます。
染色だとか織物だとかの話は少しばかり難しかったけれど、
りかさんや3人の女性の関係とからんで、神秘的でした。
続編ということを期待していて、もう少しりかさんの活躍を
期待していたんだけど、、、そこは少し残念だったかな。
でもようこは大人になっているし、仕方ないのかもしれない。
作品的には効果的な最後だったのかもしれません。
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