ISBN:4087753611
単行本
小路 幸也
集英社
2006/04
¥1,890
古本屋である東京バンドワゴンを舞台にした四季折々。
今時珍しい大家族四世代同居、いとこ同士が1つ屋根の下という状態で、
これは誰だったかな、と何度も人物紹介を見直したり。
最初のページに人物紹介があってよかったー。
語り手も変わっていて、もう既に亡くなっているおおおばあちゃん。
とても優しい語り口です。
そして、舞台が古本屋さんだけあって、本がらみの出来事も多く、
やっぱりこういう話好きだな。
きっとこの本を手に取るってことは、読書が好きな人も多いわけで、
読んでる話中に、本屋が出てくるのはやっぱり興味を誰でも引かれるとは思う。
そんな中でちょっとした騒動がご近所さんたちを巻き込んで起こったり、
小さな謎をみんなで解いたり。
普通の人情家族小説なのかな?って思っていたから、この作家さん
ミステリも書けるんじゃ?なんて思ったら、元々ミステリーの方でした。
メフィスト賞だもんね、こちらの方が本業なんですよねきっと。
でもこの作品の「謎」は、設定としてゆるいなーと思わないでもないけれど、
安心して読んでいられる内容で、のんびり読書したいときには
ちょうどよかったのかもしれない。
終わり方もまだまだ揉め事がありそうな感じだし?
続編出ると思って良いんでしょうか。
出たら読むと思います。
単行本
小路 幸也
集英社
2006/04
¥1,890
古本屋である東京バンドワゴンを舞台にした四季折々。
今時珍しい大家族四世代同居、いとこ同士が1つ屋根の下という状態で、
これは誰だったかな、と何度も人物紹介を見直したり。
最初のページに人物紹介があってよかったー。
語り手も変わっていて、もう既に亡くなっているおおおばあちゃん。
とても優しい語り口です。
そして、舞台が古本屋さんだけあって、本がらみの出来事も多く、
やっぱりこういう話好きだな。
きっとこの本を手に取るってことは、読書が好きな人も多いわけで、
読んでる話中に、本屋が出てくるのはやっぱり興味を誰でも引かれるとは思う。
そんな中でちょっとした騒動がご近所さんたちを巻き込んで起こったり、
小さな謎をみんなで解いたり。
普通の人情家族小説なのかな?って思っていたから、この作家さん
ミステリも書けるんじゃ?なんて思ったら、元々ミステリーの方でした。
メフィスト賞だもんね、こちらの方が本業なんですよねきっと。
でもこの作品の「謎」は、設定としてゆるいなーと思わないでもないけれど、
安心して読んでいられる内容で、のんびり読書したいときには
ちょうどよかったのかもしれない。
終わり方もまだまだ揉め事がありそうな感じだし?
続編出ると思って良いんでしょうか。
出たら読むと思います。
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