風に舞いあがるビニールシート
2006年9月10日 小説
ISBN:4163249206
単行本
森 絵都
文藝春秋
2006/05
¥1,470
直木賞受賞作。
やっと読むことが出来ました。
完全に独立した話の短編集。
少々重めかな・・・と感じてしまわないでもないようなものもあり、
それでも自分の置かれた状況に悩み、そして前に進んでいく人たちの話。
全体的な印象は、絵都さんもしぶいのを書くようになったなぁと思いました。
児童書を書いてた人なんだよねぇと。
「器を探して」
そこまで思い入れがある仕事が幸せなのか、
でも、そこまでするか〜?と正直あまりいい印象はなし。
「犬の散歩」
いくら犬が好きでもそのバイトを許す旦那の気持ちって?
理解できない・・・もっと別の方法ありそう・・・ってところと、
そこまで一生懸命になる主人公の気持が報われる最後は
よかったな〜というところ。
「守護神」
私は1番この話が好き。
大学二部のいい加減そうな学生と伝説の学生との対決!
確か絵都さんも何年か前に二部を、卒業されてたと思うし、
もしかして、守護神のようだったんじゃないかと勝手に思ってしまった。
「鐘の音」
若さからくる無謀さと、仏像への思い入れ。
後になって分かる人生の分岐点と仏像の謎。
ちょっと重いかと思ったけれど、最後はよかった。
「ジェネレーションX」
こういう約束っていいなぁ。
私にはないけれど、それに協力しようとするのもいい。
2番目に好きな作品です。
「風に舞いあがるビニールシート」
こんな生活私には出来るだろうか。
多分どころか絶対にできないだろうなぁと思う。
それでも、そういう道を選んで過ごして終わりにして。
そしてやってきた悲しみを乗り越えていく主人公。
あーでも、やっぱりまね出来ません。
いろんな人のいろんな生活があって、それぞれに辛さと喜びがあるのです。
何でもないような生活なんて、どの人にもないと言われているような
そんな気がする1冊でした。
とても文学賞らしい1冊ではあります。
単行本
森 絵都
文藝春秋
2006/05
¥1,470
直木賞受賞作。
やっと読むことが出来ました。
完全に独立した話の短編集。
少々重めかな・・・と感じてしまわないでもないようなものもあり、
それでも自分の置かれた状況に悩み、そして前に進んでいく人たちの話。
全体的な印象は、絵都さんもしぶいのを書くようになったなぁと思いました。
児童書を書いてた人なんだよねぇと。
「器を探して」
そこまで思い入れがある仕事が幸せなのか、
でも、そこまでするか〜?と正直あまりいい印象はなし。
「犬の散歩」
いくら犬が好きでもそのバイトを許す旦那の気持ちって?
理解できない・・・もっと別の方法ありそう・・・ってところと、
そこまで一生懸命になる主人公の気持が報われる最後は
よかったな〜というところ。
「守護神」
私は1番この話が好き。
大学二部のいい加減そうな学生と伝説の学生との対決!
確か絵都さんも何年か前に二部を、卒業されてたと思うし、
もしかして、守護神のようだったんじゃないかと勝手に思ってしまった。
「鐘の音」
若さからくる無謀さと、仏像への思い入れ。
後になって分かる人生の分岐点と仏像の謎。
ちょっと重いかと思ったけれど、最後はよかった。
「ジェネレーションX」
こういう約束っていいなぁ。
私にはないけれど、それに協力しようとするのもいい。
2番目に好きな作品です。
「風に舞いあがるビニールシート」
こんな生活私には出来るだろうか。
多分どころか絶対にできないだろうなぁと思う。
それでも、そういう道を選んで過ごして終わりにして。
そしてやってきた悲しみを乗り越えていく主人公。
あーでも、やっぱりまね出来ません。
いろんな人のいろんな生活があって、それぞれに辛さと喜びがあるのです。
何でもないような生活なんて、どの人にもないと言われているような
そんな気がする1冊でした。
とても文学賞らしい1冊ではあります。
コメント