単行本
瀬尾 まいこ
双葉社
2005/04
￥1，260
短編集。
3つのお話が入っています。
私は、兄弟そっくりな人と付き合いたいと思わないし、
不倫相手の子どもを預かったりもしないだろうし、
公園でおじさんを拾ってきたりもしないと思う。
大抵の人がそうだと思う。
1番目の話は、フルートを吹こうと頑張ったこと、
そこで変な話、家族ではないと認められたことが
今後の2人と家族の気持ちを1つ前に進められたことがよかった。
2番目の話は、最初はめんどくさがってた子どもを預かること、
その子どもによって分かってしまった相手の事情。
でもおじいちゃんと会うことが出来て、ほんとによかったと思う。
3番目の話は、何でも拾ってきてしまう彼女との倦怠期とも言う状態。
おじさんを拾ってくるということは、かなり奇抜だけれども、
違うことであっても、彼女の言うように違うことをしてみること、
そういうのっていいこともあるんだなと思いました。
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