ISBN:4344003675
単行本
平 安寿子 他
幻冬舎
2003/07
¥1,470




多分今年最後になるんじゃないかと思われる1冊。
そのタイトルどおり、「結婚貧乏」について8人の女性作家の短編集。
短編集は読んでも、共著の短編集ってほとんど読んでないけれど、
たまにはいいかなーと思って、借りてみました。

平 安寿子
宇佐美 遊
春口 裕子
三浦 しをん
内藤 みか
真野 朋子
森福 都
松本 侑子

こんな皆さんです。

唯一読んだことがある人が、しをんさん。
他の人は名前を聞いたことがあったり、全然知らなかったり。

そしてこの本全体の感想は、
け、けっこんて恐いんですね・・・。ということ。
気持ちは分からなくもないけれど、そこまでしますか?というか。
でも、気持ちが分かる時点で、だめなのかとか。

結婚に執着する女心とも言うべきか、そんなところがどんどん出てくる。
もちろん、執着心ばかりの話だけではないけれど、そういう話が多かったから。
女の嫉妬心というか、同じ女の私が読んでいても恐いので、
これを読んだ世の男性たちは、結婚する気がなくなるんではないだろうか?
と、余計な心配をしてしまう。

ただ、しをんさんとかは読みなれているけどやっぱり他の人と少々違う雰囲気なお話でした。
最後の松本さんの話も唯一男性が主人公だったのと、かなり文章が
詩的だなぁなんて思いながら読んだので、雰囲気が違う。

あとは、完璧な結婚式、お金、セックスレス、旦那の夢?、軽い浮気?、不倫などなど・・・。
こゆい内容でした。

コメント

翡翠
2005年12月29日14:04

初めまして。本の紹介をしてるのを読んで、リンクさせていただきました。
とっても分かりやすくて、これからこの本を読みたくなるような説明で。参考にさせていただきます。

しゃむ
しゃむ
2006年1月3日21:08

コメントありがとうございます。
なかなかうまく感想を言葉に出来ませんが、
これからも読んだ本の感想を書いていこうと思います。
こちらからも、リンクさせていただきますね!

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