れんげ野原のまんなかで
2005年11月6日 小説 コメント (1)
ISBN:448801710X
単行本
森谷 明子
東京創元社
2005/03/01
¥1,575
なんだかここに書くのが、久しぶりになってるような気が。
ミステリー仕立てですが、日常的な謎ばかりなので、
やっぱり浮かんでくるのは、北村・加納さんあたりです。
でもこの本は、それだけではなくて舞台がほどよく?田舎な公共図書館です。
舞台が舞台だけに、ちょっとした期待とやっぱり裏切られるんじゃないかという
警戒心みたいなのがいつもこの手の本を手に取るとあるんですね。
だったら読まなきゃいいじゃないかということにもなるんだけど、
やっぱり教えてもらったら、つい読みたくなってしまう性格なのです。
連作短編集のこの作品は、謎解きに特にすごい!と思うようなところはないけれど、
主人公である新米の文子とその周りの先輩方である、
特に探偵といってもいい能勢さん、+日野さん。
あとは、図書館の元地主の秋葉さんあたりとのやり取りがいいですね。
一番考えさせられる、ちょっとつっこみを入れたくなるのは、
「立春−雛支度」でしょうか。
ちょっと内容に触れてしまう可能性がありです、以下。
↓↓↓
起きてはならないこと、であるのはもちろんのこと、
ああいう人が犯人であることが、とても悲しいですね。
私の身近にも同じような人(境遇は違うと思う)がいるから。
ただね、市内在勤の人にも本を貸さないって・・・今時そういうところってあるの??
私が知る限りは全然ないんだけどなぁ。
広域サービスをやってないところも、結構最近じゃめずらしいんじゃない?
結局このことは、あまり関係ないのですが。
でも、図書館の本を自分のものにしたいって言うのは全然気持ちはわからんけどね。
それ用の装備がされたものをずっと家に持っていたって、ちっとも
自分のものって感じじゃないと思うんだけどなあとか。
これはとっても個人的な思いなんですが。
あとは、みんな犯人を覚えてなかったって・・・名前と顔まで知ってても?!
いくら服装が違うからって・・・しかもあんな目立つ本なのに?
少々閑散とした図書館っていう設定からして、矛盾する・・・。
そこそこ覚えてるもんだよ、こんなシチュエーションならなおさら。
↑↑↑
やっぱりこの手のには、ちょっと熱めに語ってしまいそうになる・・・。
でも、それ以外はそこそこちゃんとしてるみたいなので、よかったです。
単行本
森谷 明子
東京創元社
2005/03/01
¥1,575
なんだかここに書くのが、久しぶりになってるような気が。
ミステリー仕立てですが、日常的な謎ばかりなので、
やっぱり浮かんでくるのは、北村・加納さんあたりです。
でもこの本は、それだけではなくて舞台がほどよく?田舎な公共図書館です。
舞台が舞台だけに、ちょっとした期待とやっぱり裏切られるんじゃないかという
警戒心みたいなのがいつもこの手の本を手に取るとあるんですね。
だったら読まなきゃいいじゃないかということにもなるんだけど、
やっぱり教えてもらったら、つい読みたくなってしまう性格なのです。
連作短編集のこの作品は、謎解きに特にすごい!と思うようなところはないけれど、
主人公である新米の文子とその周りの先輩方である、
特に探偵といってもいい能勢さん、+日野さん。
あとは、図書館の元地主の秋葉さんあたりとのやり取りがいいですね。
一番考えさせられる、ちょっとつっこみを入れたくなるのは、
「立春−雛支度」でしょうか。
ちょっと内容に触れてしまう可能性がありです、以下。
↓↓↓
起きてはならないこと、であるのはもちろんのこと、
ああいう人が犯人であることが、とても悲しいですね。
私の身近にも同じような人(境遇は違うと思う)がいるから。
ただね、市内在勤の人にも本を貸さないって・・・今時そういうところってあるの??
私が知る限りは全然ないんだけどなぁ。
広域サービスをやってないところも、結構最近じゃめずらしいんじゃない?
結局このことは、あまり関係ないのですが。
でも、図書館の本を自分のものにしたいって言うのは全然気持ちはわからんけどね。
それ用の装備がされたものをずっと家に持っていたって、ちっとも
自分のものって感じじゃないと思うんだけどなあとか。
これはとっても個人的な思いなんですが。
あとは、みんな犯人を覚えてなかったって・・・名前と顔まで知ってても?!
いくら服装が違うからって・・・しかもあんな目立つ本なのに?
少々閑散とした図書館っていう設定からして、矛盾する・・・。
そこそこ覚えてるもんだよ、こんなシチュエーションならなおさら。
↑↑↑
やっぱりこの手のには、ちょっと熱めに語ってしまいそうになる・・・。
でも、それ以外はそこそこちゃんとしてるみたいなので、よかったです。
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