宇宙でいちばんあかるい屋根
2005年10月26日 小説
ISBN:4591079074
単行本
野中 ともそ
ポプラ社
2003/11
¥1,260
はじめましての作家さんです。
「ともそ」さんってすごく変わってるけど、おもしろい名前だなと思って
前々から気になっていました。
このお話は、なんとなく雰囲気が森絵都さんの作品に似てるかなtと思います。
特に、「屋根」なので、「宇宙のみなしご」を思い浮かべてしまう。
まったく違う話ではあるんだけど。
中学生の「つばめ」が、書道塾のあとに上がった屋上で出会ったのは、
口が悪くてちょっと派手なおばあさんの「星ばあ」。
困っているところを憎まれ口を叩かれながらも
助けてもらったり、不思議な友達関係が成立していきます。
なんとなく冷めた感じの中学生のつばめが、ちょっとずつ成長していく感じがいい。
その冷めた感じというのも、家庭がちょっと複雑であったり、
年上の幼馴染に恋をしていたりと、なんとなくわかるな、と思えるものであったり。
星ばあの正体はなんなのか、それが1番気になるところではあるけれど、
それは最後まで読めば・・・。
本当のところは確かめようがないことだけれども、2人にとって屋上で過ごしたこと、
屋根を見て回ったことは、とても大事なことなんだなってわかる。
ちょっとファンタジーっぽくはあるけれど、とてもいいお話です。
単行本
野中 ともそ
ポプラ社
2003/11
¥1,260
はじめましての作家さんです。
「ともそ」さんってすごく変わってるけど、おもしろい名前だなと思って
前々から気になっていました。
このお話は、なんとなく雰囲気が森絵都さんの作品に似てるかなtと思います。
特に、「屋根」なので、「宇宙のみなしご」を思い浮かべてしまう。
まったく違う話ではあるんだけど。
中学生の「つばめ」が、書道塾のあとに上がった屋上で出会ったのは、
口が悪くてちょっと派手なおばあさんの「星ばあ」。
困っているところを憎まれ口を叩かれながらも
助けてもらったり、不思議な友達関係が成立していきます。
なんとなく冷めた感じの中学生のつばめが、ちょっとずつ成長していく感じがいい。
その冷めた感じというのも、家庭がちょっと複雑であったり、
年上の幼馴染に恋をしていたりと、なんとなくわかるな、と思えるものであったり。
星ばあの正体はなんなのか、それが1番気になるところではあるけれど、
それは最後まで読めば・・・。
本当のところは確かめようがないことだけれども、2人にとって屋上で過ごしたこと、
屋根を見て回ったことは、とても大事なことなんだなってわかる。
ちょっとファンタジーっぽくはあるけれど、とてもいいお話です。
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