ISBN:4488012051
単行本
坂木 司
東京創元社
2005/05/30
¥1,890
以前から気になってた人の本で、初めましてです。
なんとなく、新刊から読んでみました。
突然の父の他界により、実家のクリーニング屋を手伝うことになった和也。
いろいろなお客さんによって持ち込まれる、いろいろな衣類。
そこから始まる謎、それを友達の沢田の助言で解いていく、
日常ミステリ?ともいう連作短編集です。
多分、北村薫・加納朋子の両氏あたりが好きな人なら、
きっとこの人の作風にすんなりはまっていくんだろうな、
そんな感じのする1冊でした。
人が死んだりしないし、テレビや新聞で流れるようなニュースでもない、
その代わり誰もが同じ状況に遭うかもしれない。
そんな些細といえば些細だけど、日常になじんだ物語です。
あとはクリーニング屋という仕事を見る目が変わりますね。
まったくスーツを着ないわたしは、年に1か2回コートかジャケットを
お願いするだけだけど、奥が深かったんだねーと思った。
雲のように見えるけどつかめない存在の沢田と、クリーニング屋という
仕事と向かい合っていく和也。
2人の気持ちの変化こそ、切れない糸なんだろうね。
単行本
坂木 司
東京創元社
2005/05/30
¥1,890
以前から気になってた人の本で、初めましてです。
なんとなく、新刊から読んでみました。
突然の父の他界により、実家のクリーニング屋を手伝うことになった和也。
いろいろなお客さんによって持ち込まれる、いろいろな衣類。
そこから始まる謎、それを友達の沢田の助言で解いていく、
日常ミステリ?ともいう連作短編集です。
多分、北村薫・加納朋子の両氏あたりが好きな人なら、
きっとこの人の作風にすんなりはまっていくんだろうな、
そんな感じのする1冊でした。
人が死んだりしないし、テレビや新聞で流れるようなニュースでもない、
その代わり誰もが同じ状況に遭うかもしれない。
そんな些細といえば些細だけど、日常になじんだ物語です。
あとはクリーニング屋という仕事を見る目が変わりますね。
まったくスーツを着ないわたしは、年に1か2回コートかジャケットを
お願いするだけだけど、奥が深かったんだねーと思った。
雲のように見えるけどつかめない存在の沢田と、クリーニング屋という
仕事と向かい合っていく和也。
2人の気持ちの変化こそ、切れない糸なんだろうね。
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