ISBN:4062128365
単行本
あさの あつこ
講談社
2005/04/27
¥1,470
「バッテリー」とか「No.6」とか書いてるあさのあつこさんの
いわゆる大人向けの小説。
モダンミステリーと書いてあるだけあって・・・。
「ホラー」の方が、合ってない?
夜中に読みはじめたということもあって、特に前半が私には怖かった・・・。
何が起こってるのか、すぐに明らかにされないということもあって。
ほんの少し前、人を殺してしまった吉行。
自暴自棄ともいえる状態で、それでも警察を避けて進んでしまった旧道。
そこで少年と、幼い少女に出会い車に乗せることになってしまいます。
まったく正体の分からない2人。
成り行きで親子のフリをして、少女の親元まで送り届けることになって・・・。
舞台は岡山のおそらく田舎のほう(北部の方?)
バッテリーと同じくらいの土地なんでしょう。
あさのさんの出身地も岡山だし。
岡山って「晴れの国」と言われているだけあって、お天気もよくて
明るいイメージがあるんだけど、
その分、光がないところには濃い影ができるのかな、
そういうイメージでいくと、岡山というのはホラーの舞台としては
かなり合っているような。
「ぼっけえ、きょうてえ」なんかも、舞台が岡山でかなり怖い、というイメージであったし。
けっして、岡山のイメージが悪いという意味ではなくてね。
でもこの本は、怖いだけじゃないですよ。
最後は、そういうことだったのか・・・って。
吉行が2人には、出会うべくして出会ったんだなぁと思った。
けれど、どこからどこまでが現実のことなのかは、読み手しだいでしょうか。
私は全部本当のこととして読んだけれど。
あまりいうと、どういう結末だったか分かってしまうので書きませんけど。
これから、この人も大人路線へ走っていくのかなぁ。
児童書もどっちも書いてくれるのが、1番いいと思うんだけどな。
単行本
あさの あつこ
講談社
2005/04/27
¥1,470
「バッテリー」とか「No.6」とか書いてるあさのあつこさんの
いわゆる大人向けの小説。
モダンミステリーと書いてあるだけあって・・・。
「ホラー」の方が、合ってない?
夜中に読みはじめたということもあって、特に前半が私には怖かった・・・。
何が起こってるのか、すぐに明らかにされないということもあって。
ほんの少し前、人を殺してしまった吉行。
自暴自棄ともいえる状態で、それでも警察を避けて進んでしまった旧道。
そこで少年と、幼い少女に出会い車に乗せることになってしまいます。
まったく正体の分からない2人。
成り行きで親子のフリをして、少女の親元まで送り届けることになって・・・。
舞台は岡山のおそらく田舎のほう(北部の方?)
バッテリーと同じくらいの土地なんでしょう。
あさのさんの出身地も岡山だし。
岡山って「晴れの国」と言われているだけあって、お天気もよくて
明るいイメージがあるんだけど、
その分、光がないところには濃い影ができるのかな、
そういうイメージでいくと、岡山というのはホラーの舞台としては
かなり合っているような。
「ぼっけえ、きょうてえ」なんかも、舞台が岡山でかなり怖い、というイメージであったし。
けっして、岡山のイメージが悪いという意味ではなくてね。
でもこの本は、怖いだけじゃないですよ。
最後は、そういうことだったのか・・・って。
吉行が2人には、出会うべくして出会ったんだなぁと思った。
けれど、どこからどこまでが現実のことなのかは、読み手しだいでしょうか。
私は全部本当のこととして読んだけれど。
あまりいうと、どういう結末だったか分かってしまうので書きませんけど。
これから、この人も大人路線へ走っていくのかなぁ。
児童書もどっちも書いてくれるのが、1番いいと思うんだけどな。
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