ISBN:4087020134
単行本(ソフトカバー)
乙一
集英社
2000/07
¥900
4編の短編集。
「石の目」
幼い頃母親が遭難した山に友人と一緒に入った主人公。
山には目を見ると石になってしまうという、石ノ目が住んでいるという言い伝えが。
でも遭難してしまって、そこに待っていたのは・・・。
母親の存在が、せつないですね。
最後はちょっと意外な展開。
「はじめ」
自分たちの嘘から作り上げた、幻覚の友達「はじめ」。
そこまでうわさが広まるかな〜とも思わないでもないですが、
はじめの存在というのは、程度はあるけどだれにでもあるのかな。
嘘でしかなかったはじめとの信頼感?が段々よくなった。
最後は悲しいな、って思ったけど。
「BLUE」
不思議な布で作られた、王子、王女、騎士、白馬、BLUEのぬいぐるみ。
BLUEは他のぬいぐるみの切れ端で作られたので、かわいらしいとは言えない。
でも他のぬいぐるみに比べて、とてもやさしい。
持ち主の女の子と他のぬいぐるみの関係より、
女の子の弟とぬいぐるみの関係の方がどんなにいいか。
でも、騎士にはもうちょっと頑張って欲しかった!
「平面いぬ。」
動く刺青を彫られてしまった主人公。
そして家族が全員不治の病に。
現実にはありえないけど、動く刺青「ポッキー」のおかげで、
大事なものを見つけていけてよかったなぁと思った。
でも、これ以上刺青が増えたらどうするんやろ?
そして、1番好きなのは「著者の言葉」と「あとがき。」です。
単行本(ソフトカバー)
乙一
集英社
2000/07
¥900
4編の短編集。
「石の目」
幼い頃母親が遭難した山に友人と一緒に入った主人公。
山には目を見ると石になってしまうという、石ノ目が住んでいるという言い伝えが。
でも遭難してしまって、そこに待っていたのは・・・。
母親の存在が、せつないですね。
最後はちょっと意外な展開。
「はじめ」
自分たちの嘘から作り上げた、幻覚の友達「はじめ」。
そこまでうわさが広まるかな〜とも思わないでもないですが、
はじめの存在というのは、程度はあるけどだれにでもあるのかな。
嘘でしかなかったはじめとの信頼感?が段々よくなった。
最後は悲しいな、って思ったけど。
「BLUE」
不思議な布で作られた、王子、王女、騎士、白馬、BLUEのぬいぐるみ。
BLUEは他のぬいぐるみの切れ端で作られたので、かわいらしいとは言えない。
でも他のぬいぐるみに比べて、とてもやさしい。
持ち主の女の子と他のぬいぐるみの関係より、
女の子の弟とぬいぐるみの関係の方がどんなにいいか。
でも、騎士にはもうちょっと頑張って欲しかった!
「平面いぬ。」
動く刺青を彫られてしまった主人公。
そして家族が全員不治の病に。
現実にはありえないけど、動く刺青「ポッキー」のおかげで、
大事なものを見つけていけてよかったなぁと思った。
でも、これ以上刺青が増えたらどうするんやろ?
そして、1番好きなのは「著者の言葉」と「あとがき。」です。
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