格闘する者に○

2005年5月25日 小説
ISBN:4794209606
単行本
三浦 しをん
草思社
2000/04
¥1,470




可南子は大学4年生で就職活動真っ最中。
ただし、平服でといわれて普段着で会場へ行ってしまうし、
マンガが好きだからという理由で出版社で働きたいし。

ちょっと読んだ感じ、就職するのがそんなに甘いわけないでしょう?
と、彼女といいそのまわりの友達に言いたくなる。
私自身は新卒のときにろくに就職活動をしなかったので、
人のことをえらそうに言えなのだけど、出版社(民間?)って
こんなことしてるんだーと、そちらへ関心が行ってしまいました。

それからタイトルの意味は、とっても恥ずかしいです。
あんなこと・・・分かってしまったら顔から火が出そうだ。

就職活動メインの話かと思ってたこともあり、
途中で家のごたごたが出てきたこととか、
いきなり何段階目かの先行をすっ飛ばしてしまって
結果待ちだったこととかも、なんだ?と思ってしまった。
世の中そんなにあまくない、という意味ではよかったのかもしれないけど。
でも、就職も家族も恋も「なるようになるさ〜」ってことですか・・・。
就活物語というよりは、色々もがき中物語だと考えて読んだ方がよかったのかもしれない。

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