ISBN:4104507016
単行本
畠中 恵
新潮社
2001/12
¥1,575
「しゃばけ」とは、俗世間における、名誉・利得などのさまざまな
欲望にとらわれる心 だそうです。(by言泉)
宮部さん以外の時代物を読むのは、初めて。
このタイトルは、この話全体をまさに象徴してます。
老舗の一人息子として生まれ、体が弱いけれど小さい頃からそばにいる
妖怪たちに守られて、不自由なく暮らす一太郎。
親からは甘やかされている割に、しっかりとした考えを持っているが
なかなか一人前として扱ってもらっていない。
ある日、誰にも内緒で出かけた先で、人殺しと出会ってしまう。
その後に続く事件の奇妙さに、なんとか解決する方法はないかと思うのだけど・
・・。
佐助と仁吉という、幼い頃からそばにいる妖やその他の妖に囲まれて、
自分ではなかなか行動することが出来ないけれど、頭を働かせて動いていく一太郎。
おぼっちゃんだけあって、世間一般とずれているところもあるようですが、
妖ほどのものでもないようで、いざというときはなんとかなってるようです。
初めての作家さんだったけど、なかなかおもしろかった。
続きも期待してます。
ちなみに一太郎が序盤で1人で出かけていたわけについては、
そのうち明らかになるけど、本当の解決は、続編になってしまいそうです。
単行本
畠中 恵
新潮社
2001/12
¥1,575
「しゃばけ」とは、俗世間における、名誉・利得などのさまざまな
欲望にとらわれる心 だそうです。(by言泉)
宮部さん以外の時代物を読むのは、初めて。
このタイトルは、この話全体をまさに象徴してます。
老舗の一人息子として生まれ、体が弱いけれど小さい頃からそばにいる
妖怪たちに守られて、不自由なく暮らす一太郎。
親からは甘やかされている割に、しっかりとした考えを持っているが
なかなか一人前として扱ってもらっていない。
ある日、誰にも内緒で出かけた先で、人殺しと出会ってしまう。
その後に続く事件の奇妙さに、なんとか解決する方法はないかと思うのだけど・
・・。
佐助と仁吉という、幼い頃からそばにいる妖やその他の妖に囲まれて、
自分ではなかなか行動することが出来ないけれど、頭を働かせて動いていく一太郎。
おぼっちゃんだけあって、世間一般とずれているところもあるようですが、
妖ほどのものでもないようで、いざというときはなんとかなってるようです。
初めての作家さんだったけど、なかなかおもしろかった。
続きも期待してます。
ちなみに一太郎が序盤で1人で出かけていたわけについては、
そのうち明らかになるけど、本当の解決は、続編になってしまいそうです。
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