単行本
たかぎ なおこ
メディアファクトリー
2004/06
￥950
イラストレーターとして頑張りたい！という作者が、
三重から東京へと上京した当時のイラストエッセイです。
私は東京には住んだことがないので、正確なところは分からないけれど、
やはり田舎から出てきた当時というのは、同じように不安なものでした。
ただ、進学という理由だったため周りに同じような人がたくさんいただけ、
たかぎさんよりも恵まれてたのかもしれない。
今でもたかぎさんのように、普段乗らない電車だとわけわからないし、
2号線を初めてみたときには、こんなところでやっていけるのかと思ったし。
私はちょうど大人になる時期に出てしまったので正確には分からないけど、
実家にいたほうが贅沢できるってのは、きっとそのとおりなんだろうね。
そのほか、初めての展示会を成功させるまでには、想像する似た変だったんだろうな。
こうやって夢をかなえていく人も、東京にはたくさんいるのかもしれないね。
なんだか自分語りのような感想になってしまいましたが、
いわゆる田舎出身で、その後都会に出た方にはとても共感できる本だと思います。
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