重力ピエロ

2004年12月6日 小説
ISBN:4104596019
単行本
伊坂 幸太郎
新潮社
2003/04
¥1,575




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半分しか血のつながりがない「私」と、弟の「春」。春は、私の母親がレイプされたときに身ごもった子である。ある日、出生前診断などの遺伝子技術を扱う私の勤め先が、何者かに放火される。町のあちこちに描かれた落書き消しを専門に請け負っている春は、現場近くに、スプレーによるグラフィティーアートが残されていることに気づく。連続…
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面倒なので、あらすじを使ってみました。
こんな話です。

少々重めのテーマと、遺伝子とか難しそうなことがでてくるし、
章立てが細かいので読めるかな・・・と思ったけど、
それなりに面白く読むことが出来ました。

考えてみたけど、男家族ってこんなのが理想的なんでしょうか。
道徳的にはよくないことだらけの話けど、終わり方はさわやか。

父親の決断に迷ったときに神様に聞いた答えがいい。
そっか、何でもそうなんだなと妙に納得させられる。

けど1番すごいのは「夏子さん」のような気もします。

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