ISBN:4163184503
単行本
石田 衣良
文芸春秋
1999/05
¥1,600
またしても石田衣良。
自分の弟が少女を殺してしまった。
どうしてそんなことをしたのか、探ろうとする中学生のジャガ、
そして事件を追う新聞記者、この2人が交互に話を進めていきます。
犯人の家族の話なら他にも読んだことがあるけど、あれは本当に
犯人の家族がどういうことになるのかを中心に書いたものだった。
こちらはもちろん悲惨な状況も書くけど、仲間もいてその中心で成長して、
自分なりに探していくことを中心にしている。
なので、ちょっとあまいかな?と思うこともある。
黒幕とも言うべき存在があとで出てくるのですが、完全には憎めない。
すごくありそうで、怖いと思うけど。
なんとなく、少年物なので宮部みゆきのいくつかの作品を思い出す。
雰囲気が似てると思う。
他の石田さんの恋愛物とは、全然違うなって思った。
終わりは歯切れのいいものではなかったけど、ジャガには負けないで欲しいし、
そんなふうになることは、ないだろうと思う。
単行本
石田 衣良
文芸春秋
1999/05
¥1,600
またしても石田衣良。
自分の弟が少女を殺してしまった。
どうしてそんなことをしたのか、探ろうとする中学生のジャガ、
そして事件を追う新聞記者、この2人が交互に話を進めていきます。
犯人の家族の話なら他にも読んだことがあるけど、あれは本当に
犯人の家族がどういうことになるのかを中心に書いたものだった。
こちらはもちろん悲惨な状況も書くけど、仲間もいてその中心で成長して、
自分なりに探していくことを中心にしている。
なので、ちょっとあまいかな?と思うこともある。
黒幕とも言うべき存在があとで出てくるのですが、完全には憎めない。
すごくありそうで、怖いと思うけど。
なんとなく、少年物なので宮部みゆきのいくつかの作品を思い出す。
雰囲気が似てると思う。
他の石田さんの恋愛物とは、全然違うなって思った。
終わりは歯切れのいいものではなかったけど、ジャガには負けないで欲しいし、
そんなふうになることは、ないだろうと思う。
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